【写真あり】福岡山王病院で出産するなら絶対にチェック!必要なものと入院中の生活まとめ

私は2021年5月コロナ禍の中、緊急帝王切開で出産しました。

この記事では、福岡山王病院で入院中に必要なものと食事をまとめています。

まず私の出産はと言うと、

夜中から陣痛が始まり、陣痛の間隔が短くなってきたので病院に連絡をし、朝8時頃に病院に着きました。NSTと内診グリグリをされ、子宮口が2センチ開いており、このままお産が進むだろうと言うことで入院することになりました。

夫は駐車場で待機していたので、入院になったことを連絡し、コンビニで朝ごはんを買ってきて貰いました。

しかし、陣痛は遠のいていき、お昼になったので病院の昼食を食べます。

陣痛が遠のいてしまったので、

助産師さんより

  • 部屋のお風呂でお湯に浸かり、乳頭マッサージをする
  • 入院しているフロアを歩くことを言われました。

その間にも内診グリグリをして貰いますが、陣痛は来ないまま、夕食の時間になりました。

夕食を食べ終わった頃に、陣痛が始まり出しました。

その痛みはだんだんと強くなり、あれよあれよと時間は過ぎていき21時を迎えます。

部屋でNSTを行いながら陣痛に耐え、何度も内診をしますが子宮口は2センチから全く変化なし。

  • 赤ちゃんの頭が降りてこない
  • 赤ちゃんの心拍が早すぎて苦しそう

と言うことで、緊急帝王切開をすることが決まりました。

帝王切開が決まり、夫に病院から連絡が入り病院へ来てくれました。

夫は私の手術が終わるまで7階病棟の空いている部屋で待機していました。

手術が終わり、処置を済ませた息子が保育器の中に入ったまま、夫の待つ部屋に行き、夫と対面することが出来ました。

その後、術後の処置を済ませた私と夫が廊下で少し話すことが出来ました。

夫と会えたのは、この時が最初で最後です。

ちなみに普通分娩では立会い出産は出来ませんが、立ち会い出産を希望する方は、夫のみ出産の前後15分ほど立ち会うことが出来ます。夫が産まれたばかりの我が子を見れる最初で最後の瞬間なので、立会いを希望していた方が良いと看護師さんより説明を受けました。

入院生活は9日間、コロナ禍のため誰とも面会することが出来ませんでした。

RIKO

入院中はパソコンを持って行きました!

夕食を食べた後に夫とzoomを繋いで会話をしたり、息子を見せたりしていました。面会が無く寂しかったので、夫と話すだけでも寂しさが紛れました!

帝王切開だったので最初の食事はお粥でした。

産後3日目には普通の食事になり、お祝い膳が出ました。

福岡山王病院では退院後にもお祝い膳のコース料理がプレゼントで付いていますが、入院中も出ました。赤飯と鯛が小鉢に入っていて、ささやかですがお祝いムードです。

病院での食事は、1日3食と10時に日替わりスムージー、15時にはおやつが出ました。

この日は小松菜のスムージーだったので見栄えが、、、

これが驚くほど美味しかったです。部屋に付いている冷凍庫に入れて、お風呂上がりにシャーベットみたいに食べると気持ちよかったです。

15時のおやつは(火木土だったかな?)紅茶が付く豪華な日があります。(普段はぶどうジュース等)

↓普通の日のおやつです。

↓豪華な日のおやつです。少し華やかになり、紅茶がポットで出てきます。

ケーキ以外にも和菓子の日もありました。

私は帝王切開で長期入院のため、朝食と昼食を、和食か洋食どちらにするかメニューを見て選ぶことが出来ました。↓ある日の朝食と夕食です。

食事はどれも本当に美味しかったです。温かい食べ物は温かいまま食べられて、さらに薄味なのに薄味と感じさせない満腹感でどんな風に作っているのか教えて欲しいくらいでした。

出産準備品を調べていた時に、病院の食事の白米の量が多いから『ふりかけ』があると便利と見ていましたが、私には必要ありませんでした。少し大目ではありましたが、白米だけが余ることも無く普通に食べられる量でした。

入院する部屋について

私は希望していた1番安い部屋に空きが無いということで、下から2番目の部屋になりました。

1泊12,000円だったと思います。

福岡山王病院の部屋には、下記の設備があります。

  • トイレ
  • お風呂
  • 洗面台
  • 冷蔵庫
  • テレビ
  • クローゼット
  • 電気ポット

お部屋のランクが上がると、上記にプラスしてテーブルが付いてたりします。

入院中の赤ちゃんのお世話について

入院中の赤ちゃんに必要なものは病院が用意してくれています。

  • 電気ポット
  • 哺乳瓶
  • 粉ミルク(アイクレオ)
  • 消毒用品(ミルトン)
  • スポンジ、洗剤
  • 紙おむつ(メリーズ・ファーストプレミアム)
  • お尻拭き(ムーニー)
  • 搾乳機(メデラ・手動タイプ)
  • 赤ちゃんの洋服

授乳について

入院中の赤ちゃんへの授乳は3時間毎に行います。

授乳の時間になったら助産師さんが部屋に来てくれ、授乳の仕方などを教えてくれます。

母乳量がどの位出ているのか、授乳前後で赤ちゃんの体重を測り記録をつけるので、授乳の時間になったら廊下にあるスケールで赤ちゃんの体重を測りに行きます。

母乳を飲ませている時に助産師さんが部屋に入ってくることもありました。

授乳中、助産師さんも部屋に入って欲しくない時は、ドアノブに備え付けのカードを掛けると入らないように配慮してくれます。

赤ちゃんが母乳を上手く吸えない時は、搾乳機を貸し出してくれるので、搾乳機で絞って母乳を飲ませることが出来ます。


メデラの手動タイプの搾乳機でした。

夜間の授乳について

基本的には母子同室です。

日中、自分がお風呂に入るときは、ナースステーションへ赤ちゃんを預けに行きます。

お風呂が終わると、ナースステーションへ迎えに行きます。

夜間も預けることが出来ます。

私は、慣れない病院生活で上手く寝れず、疲れが取れなかったので、入院中は毎日預かって貰いました。

夜間に赤ちゃんを預かって貰う場合は、その日の担当助産師さんが、赤ちゃんと一緒に過ごしたい時間を聞いてくれます。

「夜の何時に最後の授乳をして、次の日の朝は何時から一緒に過ごします」と伝えます。

預けたい希望の時間になったらナースステーションに連れて行くか、助産師さんによっては部屋まで迎えに来てくれました。

赤ちゃんを夜間、預けている間はミルクを飲ませて貰います。

預けている間、母乳を飲ませたい場合は、事前に搾乳機で哺乳瓶に搾乳し、搾乳した日付・時間・名前を書いて助産師さんに渡すと搾乳した母乳を飲ませてくれます。

入院準備で必要なもの

入院準備で必要なものや役に立ったものをまとめました。

飲み物

コロナウイルス感染拡大防止の観点から面会は禁止だったので、飲み物は多めに持って行きました。

  • 2ℓペットボトル6本
  • 500mlペットボトル3本

少し多いかなとは思いましたが、緊急帝王切開になり入院日数が伸びたので、多めに持って行って良かったです。

部屋に調乳の為の電気ポットも用意されているので、タンブラーとティーパックを持って行けば、温かい飲み物も飲めます。冷蔵庫があるので冷やすことも出来ます。

1階の売店や自動販売機に飲み物を買いに行くことも出来ます。

7階病棟を出るときは、看護師さんに病棟のドアの鍵を開けて貰わないといけないので、少し面倒ではあります。

パジャマ

  • 前開きワンピース1枚
  • 前開きの半袖パジャマ2枚

パジャマは合計3枚用意しました。

病棟内にコインランドリーがあるので、自分で洗濯することも出来ます。

洗濯機と乾燥機があり200円程で利用できます。洗剤は自分で準備が必要です。

私は夫に洗濯をお願いして届けて貰いました。面会は出来ませんが、荷物の受け渡しは出来ます。(病棟の看護師さんに渡す)

入院が長くなり準備していたパジャマでは足りなくなったので、Tシャツ+ハーフパンツで過ごしました。

Tシャツで授乳するとお腹が丸見えになりますが、部屋で授乳するので、見た目は特に気になりませんでした。

スリッパ

病院から貰った出産準備品のリストに、スリッパがあったので持参しましたが、入院時に貰うセット(お産パッド・授乳パッド等が一式揃ったもの)の中にスリッパがあったので、持参したものは使いませんでした。

病院のスリッパは、タオル生地のホテルによくあるペラペラのものですが、十分使えます。

ドライヤー

ドライヤーは貸し出しがあります。

借りる時は、毎回ナースステーションまで取りに行き、使用後も返却に行きます。

毎回借りに行くのも面倒なので、持参した方がラクだと思います。

産褥ショーツ

産褥ショーツは1枚、病院が用意してくれます。

看護師さんに確認すると、生理用ショーツでも代用可能とのことだったので、自分では準備しませんでした。

しかし帝王切開になり、傷の部分にゴムが当たって痛かったので、マタニティショーツを夫に持って来て貰いました。手術の時に子宮の血も吸引されているお陰か、悪露はあまり出ませんでした。

授乳クッション・ドーナツクッション

授乳クッション・ドーナツクッションは病院で用意されています。

スーツケース

飲み物が重く荷物が嵩張ったので、スーツケースで入院しました。

他の方を見てもスーツケースで来ている方が多かったです。

海外旅行5泊分ほどのスーツケースで行きましたが、これが正解でした。

退院時に、病院から企業からのプレゼント品が多く、入院時より荷物が増えたような気がしました。

  • 洗濯洗剤
  • 哺乳瓶
  • 歯磨き粉などを貰いました。

入院中の赤ちゃんのお世話用品も余った分は持ち帰りだったので、粉ミルク・オムツ・お尻拭きなど荷物が大量になりました。

この他にも、出産のプレゼント品を1つ貰えます。

パソコン・延長コード

面会が出来なかったので、パソコンはすごく便利でした。

元々、自宅でもテレビを見ないので、入院中もテレビは見ませんでした。

そんな時に、大活躍したアイテムが、パソコンです。

暇つぶしにユーチューブを観たり、夫とzoomを繋いで赤ちゃんを見せたり、面会が出来なくて寂しかったですが、なんとか過ごせました。

  • 延長コード  

産後は大きな動きがしづらいですし、寝ている時に充電しながら携帯を触ることが出来るので、あると便利です。

授乳用ブラ

授乳用ブラを用意していましたが、入院中から母乳の出がよかったため、母乳パッドを付けても溢れてしまいブラジャーを濡らしてしまうことがありました。

その都度、新しいものに交換をしていると枚数が足りなかったので、ユニクロのワイヤー無しブラを使いました。しかし、第一子で授乳の体制に慣れておらず、普通のブラジャーだと授乳がしづらく悪戦苦闘しました。

産後も使えるものなので、多めに準備しておいても良さそうです。



準備していなくて後悔したもの

産後用の骨盤ベルト

出産で骨盤が開き骨盤がズレているのか、普段通り歩くことが出来ませんでした。

歩こうと足を動かすと腰や股関節が痛く、足を上下に動かせません。足を横に開きながら歩いて、沐浴の時間に赤ちゃんをナースステーションまで預けに行くときは、赤ちゃんのワゴンに体重を乗せながら、なんとか歩くことが出来ました。

入院中、骨盤を支えずに無理矢理歩いていたので、退院後すぐに骨盤ベルトを購入しましたが、普通に歩けるようになるまで1ヶ月かかりました。。

入院バックに準備していなかったことを後悔しました!!!

これから出産される方は、ぜひ産後用の骨盤ベルトも入院バックに入れることをオススメします。