完ミママと初ママは絶対にチェック!読めば一発で分かる!赤ちゃんのミルク量と授乳間隔、体重増加について

RIKO

完ミママさん、ミルクの量に悩みませんか?

うちの息子は新生児の頃から完ミです。

「完ミ」とは、完全ミルク育児の略称で、母乳ではなく完全にミルクだけで育児を行うことをいいます。

完ミだと、赤ちゃんが飲んだミルク量をママが把握しやすいですよね。

しかし、赤ちゃんが十分にミルクを飲んでいる日と飲みが悪い日があると、1日の授乳量にも変化が出てしまうので「今日は飲みが悪いけど大丈夫かな?」と心配になりませんか?

私は初めての赤ちゃんということもあり、飲みが悪い日が続くと、とても心配になりました。

新生児訪問の際にミルクの量と授乳間隔、体重の増え方について助産師さんに細かく教えて頂いたので、ママの参考になればと思います。

新生児の1日の授乳量について

赤ちゃんを出産後、1ヶ月検診までの間は「3時間毎に80〜100m」を授乳します。

赤ちゃんが寝ている場合でも、赤ちゃんを起こして3時間毎に授乳をします。

インターネットを検索すると、

・赤ちゃんが起きるまでは授乳をしなくて良い。

・最高5時間までは空けても良い。・・・等々の情報が溢れていますが、

赤ちゃんの体重が4kgになるまでは低血糖の恐れがあります。

なので、必ず起こしてでも3時間毎に授乳をします。

気持ちよさそうに寝ている赤ちゃんを起こすのは可哀想な気持ちもしますが、赤ちゃんの健康の為です。必ず起こして授乳しましょう。

生後1ヶ月〜、赤ちゃんに必要なミルク量について

赤ちゃんが1日に必要な授乳量を、粉ミルクの缶に記載されている量を目安に授乳しているママもいると思います。

粉ミルクの缶に記載されている量は多めに設定されています。

では、どの位の量を授乳したら良いのでしょう?

1日に飲ませるミルクの量は赤ちゃんの体重で計算する

赤ちゃんに必要な1日のミルク量は、赤ちゃんの体重で計算をします。

1日に必要な授乳量:体重1kg当たり150ml(100〜200ml)

月齢が同じ赤ちゃんでも1人1人体格の差があるので、体格が大きい赤ちゃんと小柄な赤ちゃんとでは、1日の飲める量に差が出てきます。

なので、小柄な赤ちゃんが、粉ミルク缶に記載されている月齢の目安量を飲めていなくても全然問題ありません。

また、体格が大きい赤ちゃんでも、1回に多くのミルクを飲むことが苦手な子もいます。

親としては、成長しているのかな?栄養足りているのかな?と心配になりますが、

1日に必要な授乳量を飲めなくても、体重が順調に増えているようなら、過剰に心配する必要はありません。

1回で赤ちゃんに飲ませるミルク量の計算方法

1回の授乳量の目安:体重1kg当たり約20ml

例えば、体重が4kgの赤ちゃんには、1回80ml、1日の授乳量は600ml。

体重が7kgの赤ちゃんでは、1回140ml、1日の授乳量は1,050mlが必要です。

また、赤ちゃんによっては1回で沢山飲める子もいると思います。

1回の授乳で沢山飲める赤ちゃんには、

体重から計算した1日の授乳量を、赤ちゃんに応じた授乳回数に割ると、1回の授乳量を計算することが出来ます。

RIKO

息子の場合は、1回の授乳でたくさん飲める赤ちゃんでした。

出生体重が3,560gと大きめで産まれ、1ヶ月検診時には体重が4,886gに成長していました。1回に飲める量が増えてきたので、1回100mlを4時間毎。寝る前には120ml飲んでいました。

逆に、1回でまとめて飲むことが苦手な赤ちゃんもいます。(1回の授乳量が目安より少ない場合)

こんな赤ちゃんには、授乳回数を増やして1日の授乳量まで飲めるようにします。

上記の計算方法は、目安となります。

生後3ヶ月までは満腹中枢も発達していない為、与えたら与えるだけ飲んでしまうので、1日のミルク量が1,000mlを超えないようにだけ心掛けましょう。

RIKO

私は、いつもの授乳時間の間隔が早まってきたら、1回の授乳量を増やしていました。(例えば、120mlを3時間毎の授乳だったのが2時間30分で欲しがるようになった場合など)この方法で息子は、生後3ヶ月半で5時間空くようになりました。

生後3ヶ月までの授乳時間の間隔について

新生児〜体重が4kgになるまでは低血糖の恐れがある為、寝ている場合でも必ず起こして授乳をしないといけません。

では、赤ちゃんの体重が4kg超えた後は寝かせたままで良いのでしょうか?

夜間授乳では「赤ちゃんが起きたら授乳しよう」と思っていたら、赤ちゃんが起きずに朝を迎え「脱水症状は大丈夫?」と心配になったママも多いと思います。

体重の増加が順調な場合

体重の増加が順調な赤ちゃんの場合は「赤ちゃんが欲しがる時に授乳」で大丈夫です。

生後3ヶ月までは授乳時間が7〜8時間空いても良いので、うっかり赤ちゃんと一緒にママが寝てしまっても焦らなくて大丈夫です。

しかし、9時間以上空いてしまうと脱水症状が心配なので、夜間でも起こして授乳してあげましょう。

体重が増えていない場合

体重が増えていない場合は、授乳間隔が空きすぎてしまうと1日の授乳量も減ってしまいます。

なので、体重が増えるまでは授乳間隔を決めて授乳をした方が、体重も増えやすくなります。

赤ちゃんの体重増加の目安

体重の増え方がイマイチだったり、うんちの回数が減ってしまうとミルクの量が足りていないのかな?とママは不安になりますよね。

赤ちゃんの体重の増え方についてまとめました。

生後3ヶ月まで

赤ちゃんが生後3ヶ月までは、1日30g(1ヶ月1,100〜900g)と体重が増えていれば問題ありません。

生後4ヶ月〜6ヶ月まで

生後4ヶ月頃になると、寝返りの練習を始める赤ちゃんも出てきます。寝たきりの頃よりも次第に活動量が増えて行きます。

なので、体重の増え方が緩やかになり、生後4〜6ヶ月は1日20g(1ヶ月700〜300g)と体重が増えていれば問題ありません。

また、遊び飲みも始まる時期なので、1日の授乳量が減りやすい時期でもあります。

生後7ヶ月以降

生後7ヶ月以降になると、お座りが安定したりズリバイを始める赤ちゃんもいます。

生後7ヶ月以降は1日10g(1ヶ月300〜100g)と体重が増えていれば問題ありません。

生後3ヶ月まで体重の増えが悪い

生後1ヶ月で赤ちゃんは1000gの体重が増えます。

病院を退院してから、1日平均30g体重が増えていれば問題ありません。

もし、1日の平均が15g以下の場合は体重の増えが悪いと考えます。

赤ちゃんの体重が増えない原因

赤ちゃんの体重が増えない原因として考えられることを下記にまとめました。

母乳の場合、「母乳の出が悪く赤ちゃんが十分に飲めていない」「母乳は十分に出るけど、赤ちゃんがまだ多くは飲めない」と、赤ちゃんがチョコチョコ飲みの為、授乳回数は増えてはいるが1日の授乳量が足りていない。

ミルクの場合、1日のミルク量が不足しています。

体重が増えるまでは授乳のリズムをつける

体重増加が1日平均15g以下の場合は、3時間毎の授乳にします。

すると授乳のリズムがついて体重が増えていきます。

自宅用スケールが便利

自宅用のベビースケールを準備すると、いつでも気軽に測ることが出来ます。

まだ、お喋りが出来ない赤ちゃんは自分の気持ちを伝えることが難しいですよね。

自宅にベビースケールがあれば「赤ちゃんは元気かな?」「栄養は足りているかな?」といった心配を少しでも減らすことが出来るのでオススメです。