【コロナ禍】福岡山王病院で出産レポート

RIKO

コロナ禍の2021年5月に男の子を出産したレポートです

第一子である男の子を出産しました。

妊娠中期から大きめの赤ちゃんのため「出来るだけ早めに産みたいね」と言われ続け、妊娠後期になってからは「もう臨月並みのお腹の大きさだ」とまで言われるように。^^;

「でも、大きめだから人間の本能で早めに出てくるかも」なんて言われながらも時間は過ぎていき、妊娠37週6日目のエコーでは推定体重3700g、頭の大きさ10㎝。私の身長は153㎝。

先生には、

「もう少し身長が高ければ心配要らないが身長が低い為、赤ちゃんの頭が骨盤を通れるかな〜」

「予定日まで待つと4000gなりそう、帝王切開になるかもだから早めに産みたいね」

「子宮口1㎝開いていて赤ちゃんの頭が触れるから、お産に向けて降りてきてるかな〜」と。

もう〜〜、帝王切開が怖すぎて、ジンクスと言われるもの全て試す気持ちで色々としました。笑

・スクワット・部屋中の雑巾掛け・オロナミンCを飲む・リポビタンDを飲む・焼肉を食べる・お風呂に浸かる(朝晩2回)・乳頭マッサージ・ウォーキング・YouTubeでマタニティビクス・腰回し・ラズベリーリーフティーを飲む・・

それでも陣痛も破水も無く、ビクともせず迎えた38週6日の妊婦健診。子宮口は1㎝から変化無し。初めて卵膜剥離(内診グリグリ)をして貰いました。

卵膜剥離は、比較的単純で低コストで実施できる方法で、正式な分娩誘発の使用を減らす目的で行われ、処置に際して入院管理を必要としない。これは、臨床医が子宮の下部(子宮頸部)に1~2本の指を挿入し、連続的に円を描くように指を動かすことで卵膜を下部の子宮壁からはがすものである。

ネットでの情報では「激痛だった!」「グリグリされた日の夜に陣痛がきた!」「おしるしがあった!」なんて陣痛待ちをしている私には期待させられるワードがズラリ。

私には痛みもなく、まあビクともしない。笑

次の日、おしるしのような微量の出血があり期待するも何もなし。その翌日はおしるし無し。

このまま出産せずに一生お腹の中?!

なんてありもしない事を考え出した39週4日の早朝。キタキタ陣痛!!

10分間隔になったので朝8時に病院へ迎い、内診・NSTをするも遠のいていく陣痛……。

 NSTとはノンストレステスト、(略してNST)と言います。その名の通り赤ちゃんにストレスをかけずに赤ちゃんの心拍とお母さんのおなかの張りを分娩監視装置という機械でグラフ化することで、「赤ちゃんが元気かどうか」を見る方法です。お母さんのおなかに赤ちゃんの心拍を取るためのものと、お母さんのおなかの張り(子宮収縮)を取るためのものの2種類のセンサーをつけます。

1度帰宅するか、このまま入院するか決めることになり、そのまま入院して様子を見ることに。

お昼ご飯を食べてから病棟内を歩いたり、部屋のお風呂で半身浴して身体を温め、乳頭マッサージ、スクワットをしました。夕食までに内診が2回ほどあり、そのたびに内診グリグリ。

耐えられる痛みでしたが、今回のは痛かった……。その影響でなのか子宮口は2㎝まで開く。

そして18時頃、夕食を食べていると少しずつ腰やお腹の痛みが戻ってきました。

食べ終わるとNSTをすることに。

NST中、だんだんと痛みも増してきているような気がして「陣痛が来ているかも」と思い、夫に連絡。コロナ禍なので面会できません。

どんどん強くなる痛みに、呼吸も浅くなり苦しい。夫には「気を紛らわす為に話をしておこう」と言われるも、その一言にイラッとしてしまう。もう話せる状況でもなく、このままだと怒り狂ってしまいそうなので電話を切る。笑

陣痛の間隔を測れるほど冷静でもなく、ただひたすらベットで耐えるのみ。人生で味わったことの無い痛みが来ます。腰やお腹も激痛で呼吸も出来ず、脂汗をかきながら痛みに震え出しました。

それに加え、激しい胎動。

元々、妊娠後期から胎動が激し過ぎて、座れなくなったり、呼吸が浅くなったり、あまりの痛さに泣いてしまうこともあり、歩くと少しはマシになるので、胎動が治るまで散歩に行ったりしていました。この激しい胎動が陣痛中にダブルで襲ってきます。ツラかった〜

3時間ほどNSTをつけ子宮口が開くのを待ちますが、状況は変わらず。

それよりも、

”赤ちゃんの頭が骨盤にハマっておらずプカプカ浮いている。”

”赤ちゃんの心拍数が180と早く、大人だと常にダッシュしているような苦しい状況の為、このままお産が進むのを待つよりも帝王切開で早急に出してあげた方が良い”と言われました。

も〜どうでも良いから、この痛みから開放されたい。

夜まで様子を見たけれど、緊急帝王切開に

夜の21時過ぎに緊急帝王切開になることに。

帝王切開になることに同意すると、麻酔・心電図・レントゲン・点滴・・と色々な説明を受け書類にサインをしていきながら、手術に向けての処置が次々に行われました。この間も猛烈な痛みで泣きながら震える手でサインをしていきます。

手術前のレントゲンや心電図も全て病室の中で行われ、ベットの上から動かなくて良かったので助かりました。あの時の私は、陣痛のあまりの痛さに動くことも出来ず、少しの振動すら感じたくなかったです。

病院から緊急帝王切開になると連絡を受けた夫が病院へ到着します。

夫が手術の同意書にサインをしたところで手術室に運ばれ、そこからはあっという間でした。

手術室に入ると、午前中病院に着いた時には「主治医はお休み」と聞いていたのに、私の手術を担当するために病院に出てきてくれたようでした。

不妊治療の時から担当して下さった主治医が担当してくれると分かり、初めての手術への恐怖が和らぎました。

手術室のベットに横になると、硬膜外麻酔のため背中に麻酔を入れます。下半身麻酔。

麻酔が効いた瞬間、それまでの激しい痛みとお腹の中で激しく動く胎動を感じなくなったのには驚きました。

初めて入る手術室の物々しい雰囲気にも緊張し、早く産んで終わりにしたい気持ちと、意識がある中でお腹を切られる怖さでビクビクしましたが、麻酔科の先生や看護師さんなどが隣に寄り添ってくれ、細かく声をかけてくれたり手を握ってくれていたので安心して挑むことが出来ました。

手術が始まって30分程で息子は産まれました。

時計は23時30分、3560gの男の子です。推定体重よりも全然軽かった(笑)

手術後の縫合は丁寧に時間をかけてしてくれ、周りにいた看護師さん達も縫い後を見て「綺麗〜!」と言っていました。

息子の誕生で感動よりも、夕方からの激闘が終わった達成感で一杯でした(笑)

「おめでとうございます〜!」の声と共に、大きな声で泣いてくれたので無事なんだと安心。

手術中はヒーリング音楽が流れていましたが、産まれた瞬間「Happy Birthday〜♪」の曲を流してくれ、全員でお祝いして貰いました!

産まれてすぐの息子は、頭の左上に小さなコブが出来ていました。処置をしてくださった助産師さんには「赤ちゃんも陣痛中頑張っていた証拠だね」と言われ、小さな身体で頑張ってくれていたんだと思うと、無事に生まれてきてくれたことに感謝しました。

追記:このコブも生後2ヶ月の現在は、頭に吸収され分からなくなりました。一時は治るのか心配だったけど今では全く分かりません。

そして、迅速な対応をしてくださったスタッフさん達には感謝の気持ちで一杯です。

夜遅くの出産で緊急帝王切開だったのにもかかわらず、母子ともに無事でいられたことは、福岡山王病院が総合病院であること。麻酔科や産科などの先生方が夜間にも常駐してくださっているからだと思いました。この病院を選んで本当に良かったなと思いました。

RIKO

ちなみに緊急帝王切開の場合は、お腹を縦に切られることが多いと聞きますよね。

私の場合は横に10センチ切られています。術後には主治医より、表面の皮膚は横に切り子宮は縦に切っていること。子宮を縫い合わせている部分は、子宮の段差を合わせる?為と、子宮破裂などを防ぐ為に、2回縫っていると説明を受けました。

「私が責任を持って担当しているので、安心してください」としっかり言って貰え、帝王切開は術後が心配でしたが、安心できました。

追記:産後5ヶ月の現在は、特に問題もなく生活できています。まだ傷の跡は残っていますが、端の方から白く目立たなくなってきているのかな?という感じです。

帝王切開後の痛み止め

術後の痛み止めは、飲み薬が処方されました。

「痛みがあれば我慢せず痛み止めを処方するので気軽に言ってください」と言われたので、入院中は追加で貰い、退院する際も自宅用の痛み止めを貰いました。

でも薬は飲まなくても我慢できる範囲だったので、あまり飲んでいません。

帝王切開後の入浴とトイレ

福岡山王病院は全室個室、部屋の中にトイレ・お風呂・洗面台がついています。

これが本当に良かったです!!

産後お腹に力が入れられないので、よちよち歩き。

そして産後すぐは点滴と一緒に歩くので、トイレに行くのも時間がかかります。

点滴が外れた後もスムーズには歩けないので、一つ一つの動作に時間がかかりました。

なので、お風呂とトイレが共用じゃなくて本当に良かったな〜と思いました。共用だと時間がかかり過ぎて、きっと他の方に迷惑をかけていたと思います・・・。

全て部屋の中にあったので、他の方に気を遣わなくて良かったことが本当に良かったです!!