ネントレとは、「ねんねトレーニング」という言葉を略して「ネントレ」と言い、決まった時間に赤ちゃんが1人で眠れるように習慣づける睡眠トレーニングのことです。ネントレは、赤ちゃんが病気やお腹が空いていたり、おむつ交換が必要などの場合を除き、赤ちゃんが夜中に目を覚ましても、再び自分1人で眠りに戻る方法も含まれています。
出産前から「ネントレ」というものがある事は知っていたけれど、息子は生まれたばかり。
まだまだ私たち親子には、関係の無いことだと思っていました。
出産前に知っていたネントレは「ジーナ式」
「ジーナ式」は、赤ちゃんの寝る時間や授乳などのスケジュールをママがコントロールし、赤ちゃんの生活リズムを習慣化させる育児メソッドです。
ジーナ式をしている先輩ママからは、

1日のスケジュールが決まっているので、慣れるまで外出できず大変!

泣き止まない時に可哀想になってしまい、続かなかった!
なんて話も聞いていたので、取り入れるか迷っていました。面倒くさがりだから出来るか自信がなかった〜(笑)
そんなある日、気になるネントレの本を発見!!

産後のぼーっとした頭に「マンガで読む」というワードに興味が湧きました(笑)
この本は、日本人初の乳幼児睡眠コンサルタントの「愛波 文」さんが書いています。愛波さんも、第一子が生まれた時に寝かしつけで苦労し、先輩ママの経験談を聞いても「今は耐えどき」「夜泣きは当たり前」と言われ、辛かった経験から赤ちゃんの睡眠について学ぶことにしたそうです。なので、ママに寄り添った本の書き方になっています。
息子が退院してからは、夜泣きで何度も起こされる毎日。次の日の仕事に影響が出ないように、就寝時は夫とは別の部屋で寝ていた為、息子と2人きりの部屋。
私はマタニティブルーズで精神状態も不安定な中、夜間は特にすごく寂しくツラく、帝王切開での出産だったので、3時間起きの授乳と寝かしつけの抱っこが体力的にもツラかったです。
「このままじゃ自分がダメになる!」と思い、ネントレを始めてみることにしました。
科学的根拠に基づいたメソッド
「赤ちゃんのねんねの科学」があり科学でねんねの改善が出来、この本では科学に基づいたネントレの方法が紹介されています。
月齢別の活動時間を知ることで、夜泣きがなくなる!
赤ちゃんのねんねトラブルの改善として欠かせないのが「活動時間」を知ること。
活動時間とは、子供が機嫌よく起きていられる時間のことです。月齢ごとに目安があり、起きていられる時間を知ることで寝かしつけのタイミングが分かり、ねんねトラブルを防ぐことができます!

活動時間を知ってからは、息子のお世話がグッと楽になりました!!!
新生児〜生後1ヶ月の赤ちゃんの活動時間は「約40分」
生後2ヶ月なら「1時間」が連続で起きていられる最長の時間です。活動時間より長く起きていると疲れすぎてしまって昼寝に影響したり、夜泣きが起きたりするようです。
でも、この活動時間を気にしすぎてしまうとママは日中、何も出来なくなってしまうので、
「朝起きてから次に寝る(朝寝)までの活動時間を超えない」ことを気にするだけで良いんです。
例えば•••生後4〜5ヶ月の赤ちゃんなら活動時間は約1時間30分。午前7時に起床した場合、8時に寝床に置き、8時30分ぐらいに寝ているのがベスト。
活動時間を参考に、息子のネントレを生後15日で始めました。
新生児なので授乳間隔は3時間おき、活動時間は40分と短いです。
活動時間を知っていることで、泣いている理由が分かり、お世話が楽になりました。
ネントレを初めて1番、驚いたことは、活動時間を意識して日中も寝かしつけをしていたら

授乳時間以外で夜中に起きることが無くなった!
これが1番助かりました〜!

さらに、授乳後の寝かしつけをしなくても自分で寝てくれるようになった!!
活動時間を意識するだけで、ここまで変わるとは思いませんでした!
ネントレをするまで、昼間は息子の横に添い寝して、ぼーっと息子を眺めていたんです。
隣で鈴のおもちゃを鳴らしたりしていました(笑)
これが息子に負担をかけていたとは•••息子よ、ごめんね(泣)
ネントレの成果:生後1ヶ月
生後1ヶ月になり外出出来るようになったので、活動時間に合わせて昼寝することが難しくなってきました。
それでも息子は夜中に授乳以外で起きることも無く、授乳が終わればスッと自分で寝てくれます。
さらに3時間授乳だったのが、少しずつ4時間寝てくれるようになりました。

寝かしつけは、添い寝でしています!


夜も、お風呂の後に寝る前の授乳をしたら20時には寝てくれるようになり、早めに寝てくれるようになったので、産後1ヶ月で夫と晩酌を楽しめるようにまでになりました!
第1子で、こんなに早く精神的に余裕が出来るとは思っていなかったので、この本に出会えて本当に良かったです。
ネントレの成果:生後2ヶ月
生後2ヶ月になると昼間のお出かけが増えたので、昼寝が全く出来ていない日もありますが、完全に夜は4時間まとまって寝るようになりました。
あまり昼寝の時間が取れなかった日は、少しでも寝れるように抱っこ紐で散歩に行ったりしています。眠い時間が長く続くと、ぐずぐずになりやすいので時間に余裕がある時は、出来るだけ寝かせます。

2ヶ月になっても、授乳以外の夜泣きは全くありません。授乳が終わると自分で寝てくれるのも変わらず、20時に寝て、この頃から5時間近く寝てくれる日も出てきました。
昼寝をしても夜はしっかり寝てくれます!
ジーナ式のネントレだと夜にまとまって眠れるよう、出来るだけ昼寝をさせないようですが、うちの息子には今のところ「活動時間」を意識して睡眠を取っていくネントレが合っているようです!
ちなみに、保健所で開催される親子教室に参加した時も6人の赤ちゃんが居て、1人だけ昼寝をしていて保健師さんからも、よく寝るね〜と驚かれました。(笑)
昼寝の習慣がついてきたのかな〜と感じます。
赤ちゃんの寝かしつけにストレスを感じているなら絶対オススメの本!
夜泣き対策以外にも、
- 添い乳をやめる方法
- 早朝起きの改善方法
- 昼寝をしない
- 夜、何度も起きる
- 2人以上の寝かしつけ方法
- 添い寝からベビーベッドへ変える方法・・・ など
赤ちゃんによって悩みは違いますが、色々なママの悩みを解決してくれる方法が書かれているので、この本は本当にオススメです!
月齢が低くないとネントレって出来ないんじゃないか?と思われがちですが、この本では、大きくなった赤ちゃんの対策なども載っているので、寝かしつけで悩むママにはオススメです。
赤ちゃんのネントレってしてますか?