ロンドンの博物館、美術館は無料で見学できる!
世界三大ミュージアムのひとつ「大英博物館」をはじめ、ロンドンには世界中の名だたる名画や装飾品、インテリアなど個性豊かな博物館や美術館が揃っています。
そして博物館、美術館の全てが無料で見学できることも有り難いですね。
大英博物館(The British Museum)
大英博物館の元は個人のコレクションであり、医師ハンス・スローン卿の収集品が、1759年に国に譲られ公開されたのが始まりです。
当時すでに7万9575点に及んだコレクションだが、その後も政府外交官たちが拡大に貢献しました。19世紀初めには当時の建物が手狭になり1850年までに現在の建物となりました。
その後、展示の一部が自然史博物館などへ移管され現在の姿になりました。

大英博物館(The British Museum)の館内は3つのフロアがある
館内には100余りの展示室があり、エジプトや古代ギリシャなど地域別・年代別に細かく分かれています。
主に
- 地下(ロウアー・フロア)
- 1階(グランド・フロア)
- 2階(アッパー・フロア)の3つのフロアがあります。
1階と2階にはカフェやレストランがあるので、鑑賞中は途中で休憩したり食事も出来るので1日中、世界中の文化遺産を堪能することが出来ます。


大英博物館の見学のコツ
見学のコツはエリア別にまとめて見学しようとすると、何度も階段を上り下りすることになります。しかも階段がかなり長いのでツライです。
なのでエリアに拘らず、
最初にグラウンド・フロアのギャラリーを順番に回ります。
次に、2階に上がりコート・レストランで昼食を取った後(時間のない人は1階のコート・カフェで簡単に)アッパー・フロアのギャラリーを見学するのがオススメです。

オーディオガイドの貸し出しあり
館内では、ギャラリートークやスポットライトツアーなど様々な無料ツアーも開催されているので、英語に抵抗がない方は参加されると、より一層楽しめます。
オーディオガイドの貸し出しがあり日本語も対応しています。


ナショナル・ギャラリー(National Gallery)
銀行家ジョン・ジョリアス・アンガースティンの私蔵コレクションを、英国政府が1824年に5万700ポンドで購入し、一般に公開したのがこの美術館の始まりです。
現在は元の建物に新建築を加えた3階建ての広大な美術館で、収蔵絵画は2300点あります。

ナショナル・ギャラリー(National Gallery)の館内
館内に入った瞬間から壁に飾られた絵画が目に飛び込んできます。


ナショナル・ギャラリーの見学のコツ
見学のコツは、とにかく作品の数が膨大なので、案内所で日本語ビジターガイドを入手して見たい作品を絞ってから歩き始めると良いです。展示は年代別になっているので、興味のある年代だけに絞るのもオススメです。
金曜日は無料クラシックコンサート
館内では講演会など様々な無料イベントが開催されており、金曜の18時〜・18時30分〜は1時間程の無料クラシックコンサートもあります。
なので、通常は18時に閉館ですが金曜日だけは21時に閉館します。


テート・モダン(Tate Modern)
テート・モダンは、ミレニアムを記念して2000年にオープンしたビルのひとつです。
元発電所だった建物を改造したヘルツォーク&ド・ムーロン設計デザインは世界的に有名です。
常設展示は3〜5階で、世界中から集めた20〜21世紀の現代美術作品を風景、静物、人体、歴史、映像と現実のはざまといった5つのテーマに分けて展示しています。

テート・モダンの館内
テート・モダンは現代美術なので、館内から現代アートの独特な雰囲気がムンムンです。
これまでの2つの美術館とは雰囲気がガラリと変わります。


テート・モダンは土曜日なら夜も営業している
通常は17時30分に閉館のテート・モダンですが、土曜日は21時30分まで開いています。

