モン・サン=ミシェルまでの行き方
モン・サン=ミシェルへ行くには、
TGV:①パリ・モンパルナス駅 ⇒ ②レンヌ駅 (1時間半~2時間)
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バス:②レンヌ駅 バス停 ⇒ ③モンサン=ミシェル行きシャトル・バス乗り場 (1時間10分)
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シャトルバス:③シャトル・バス乗り場 ⇒ ④モンサン=ミシェル(10分)
ユーレイルパスだけではモン・サン=ミシェルまで行けない
私たちは、ユーレイルパスを使ってモン・サン=ミシェルまで行きました。
レンヌ駅行きのTGVにはユーレイルパスだけで乗車できると思っていましたが、モンパルナス駅にあるTGVの窓口でユーレイルパスを提示して、レンヌ駅までの料金を3ユーロ支払いました。
レンヌ駅までは、3ユーロで座席指定の予約が必要みたいです。

(レンヌ駅には、自分で自転車を漕いで携帯の充電が出来る充電ステーションがありました)
モン・サン=ミシェル、Mont Saint-Michel
モン・サン=ミシェルとは、約1300年間、聖なる巡礼地として、そして要塞や牢獄として数奇な運命を辿った修道院です。
1979年に世界遺産に登録、2015年には長年に渡る海洋環境整備プロジェクト工事が終了し、海に囲まれた昔の姿を取り戻しています。

モン・サン=ミシェル行きのシャトルバスを降りると、10分程の徒歩道があります。
徒歩道が終わり砂の上を歩くと、モン・サン=ミシェルの入り口である「王の門」へ着きます。
この日は雨でしたが、道も綺麗に舗装されているので特に不便も無く着きました。
「王の門」を抜けると、グランド・リュ(参道)の細い坂道が続きます。
グランド・リュ(参道)の細い坂道を歩くと、10分ほどで修道院の入り口に到着します。
修道院の入り口にある『哨兵の門』がチケット売り場です。
ここでチケットを購入すると、修道院の中を見学することが出来ます。
お土産やレストランが並ぶ、グランド・リュ(参道)
グランド・リュ(参道)には、お土産店やレストラン・ホテルなどが並びます。

モン・サン=ミシェルのグランド・リュ(参道)は石畳の小道で坂が多いです。


サン・ピエール教会
モン・サン=ミシェルには岩山を掘り下げ、洞窟内に建設した教会があります。
入り口横には、英仏百年戦争の折に大天使ミカエルのお告げを受け、フランスを勝利に導いたジャンヌ・ダルクの像が立ちます。

島の入り口である「王の門」から6分ほど歩くとあります。
グランド・リュ(参道)沿いにありますが、ひっそりと建っているので通り過ぎないように注意です。入場料は無料です。


小さな教会ですが、ステンドグラスが素敵な歴史を感じる教会でした。
名物オムレツの元祖、ラ・メール・プラール
モン・サン=ミシェルには、オムレツの元祖と言われているラ・メール・プラールもあります。

19世紀に巡礼者のために宿を開業したプラール夫人がオムレツを考案しました。
卵をじっくり泡立て、たっぷりのバターで焼き上げるのでスフレのように軽く、ふっくらサクサクのオムレツを食べることが出来ます。

まさかのハプニングも
モン・サン=ミシェルに向かう当日の朝、モンパルナス駅を7時に発車するTGVに乗るために早朝5時にホテルを出ました。
ホテルからモンパルナス駅までは距離があったので、まずは最寄りの駅へ向かいました。
グーグルマップで運行していることを確認して行きましたが、駅へ降りる階段のシャッターは閉まっていました。
次の駅まで歩いて向かいましたが、そこもシャッターは閉まっていました。
どうやら突然のストライキだったようです。

仕方がないので、タクシーに乗ってモンパルナス駅に向かいました。

(タクシーもなかなか捕まらず雨の中歩いてやっとの思いで乗れました。)
パリでは、ストライキで電車が止まることは日常茶飯事なので、時間に余裕を持って行動することをオススメします。