フランスの人気観光地の1つに、ヴェルサイユ宮殿があります。
ヴェルサイユ宮殿、CHATEAU DE VERSAILLES
ヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世のヨーロッパ内での権力の象徴として、彼の命令で建てられました。この宮殿は、他の国々の王や女王、政治家、権力者を招いて、ルイ14世の莫大な富と力を披露する場となりました。
マリー・アントワネットが暮らした王宮としても世界的に知られ、2007年には「鏡の回廊」が改修されています。
ヴェルサイユ宮殿までのアクセス
ヴェルサイユ宮殿までは、パリから電車で行くことが出来ます。
2つの線から電車が出ており、
- C線 St-Michel Notre-Dame駅
- M線(8)(13)Invalides駅から、Versailles Château行きに乗ります。
終点のVersailles Châteauまでは30分で着きます。(運行は15分おき)
駅の出口から右に出て直進するとパリ大通りAv,de Parisに出ます。ここを左に曲がると正面にヴェルサイユ宮殿が見えます。(駅からは徒歩10分)
住所 : Place d’Armes, 78000 Versailles
チケットは事前購入ができる
ヴェルサイユ宮殿のチケット売り場は混雑しているので、公式サイトやパリ市内の観光案内所で事前に購入するのがオススメです。
ウェブサイト:https://en.chateauversailles.fr
私が訪れた時は、冬なので観光客は少ないだろうと思い現地の窓口で購入しましたが、観光客が多く、チケット購入までに時間が掛かってしまいました。
午前中でも人が多かったので、チケットは事前に購入しておいた方が良さそうです。
日本語オーディオの貸し出しあり
見学は、日本語オーディオを聴きながら回ることが出来ます。
レンタル料は入場料に含まれています。
宮殿内にある各部屋の番号を押すと、宮殿の歴史や豆知識のようなエピソードを流してくれます。
ヴェルサイユ宮殿内へ
Versailles Château駅に降り立ち、ヴェルサイユ宮殿に向かって歩いていきます。
ヴェルサイユ宮殿に向かう観光客が大勢いるので、道には迷うことなく進めます。

広大な敷地と建物の大きさに驚きます。
宮殿の中に入るとすぐに、17世紀の作品が展示されているエリアがあります。


宮殿内はまさに豪華絢爛
じっくり見学するなら2時間では足りないほど、展示物や豪華な装飾で溢れています。


メリクリウスの間

ルイ14世が逝去した1715年、遺体がここに1年間安置されました。天井には水星と商業の神、メリクリウスの絵が絵が描かれています。
この部屋には、裏部屋に続く隠し扉があります。王妃の寝室にも隠し扉があり、暴徒の攻撃を逃れたようです。
鏡の回廊
宮殿見学のクライマックスは、王殿と王妃の居室をつなぐ全長73mの回廊です。
窓と向き合う17のアーチ型の開口部に357枚の鏡がはめ込まれています。
ここは、1919年6月28日第1次世界大戦の終了を告げる、ヴェルサイユ条約が調印された場所でもあります。


王妃の寝室
鏡の回廊を出ると王妃の寝室へ続きます。
3人の王妃が利用し19人の王がここで誕生したそうです。出産は一般公開されました。
現在公開されている家具や装飾は、マリー・アントワネット時代のもので1980年に復元されているようです。


庭園
宮殿を出ると徒歩約7分の場所に、
グラン・カナルとプティ・カナルと呼ばれる十字架の大運河が見えてきます。

宮殿内を見学した後は庭園を散策しました。
あまりの広さに、庭園の全てを周ることは出来ませんでした。
マリー・アントワネットの別邸もあるので、時間に余裕を持って行くのがオススメです。
宮殿からマリー・アントワネットの別邸を往復すると約4kmになるので、レンタサイクルなどの庭園を巡る乗り物を活用するとスムーズに周ることが出来ますよ。
パリからは日帰りバスツアーもあります!日本語公認ガイドでパリ市内からバスで直行して、宮殿の内部を巡るツアーです。