パリ観光は、セーヌ河をクルーズしながら巡ることも出来ます。
その中でも「バトビュス」という公共水上バスなら渋滞も無いのでオススメです。

パリ観光に便利な地区の河岸8ヶ所に発着場があり、一方方向なら乗り降り自由なので、ノートルダム大聖堂やエッフェル塔などを巡ることが出来ます。
さて私が次に向かった場所は、フランスに行ったら必ず訪れたいルーヴル美術館です。
ルーヴル美術館までのアクセス
メトロ:(1)(7)号線 palais royal musée du louvre駅から徒歩1分
住所:musée du louvre
営業時間:9〜18時(水・金曜は21時45分)
ナイトミュージアムなら水曜日と金曜日のみ
通常は午後18時までの営業ですが、水曜日と金曜日は21時45分まで営業しているのでナイトミュージアムも楽しむことが出来ます。
明るい雰囲気のルーヴル美術館の雰囲気とは全く違った印象になります。

作品数も多いので、2日に分けて鑑賞するのも良いかも知れません。
ルーヴル美術館、musée du louvre
ルーヴル美術館とは、1973年に開館した世界最大級の国立美術館です。
3つの棟からなり古代から19世紀まで約37万点にも及ぶコレクションの中から、随時約3万6000点を展示しています。
ルーヴル美術館の入り口へ
ガラスのピラミッドの中心に美術館への入り口があります。
入場する際に手荷物検査があります。

入り口を入るとエスカレーターがあり、地下のナポレオンホールへ降りていきます。

ルーブル美術館のチケット購入
ホールにはインフォメーションセンターがあり、その横にはチケット売り場があります。

チケット売り場に入ると、券売機でチケットを購入します。
券売機は6ヶ国語に対応しているので、日本語で購入することが出来ます。


チケットもお洒落です。
チケットを購入すると受付へ
受付には、無料で館内の地図付きガイドの貸し出しがあります。
館内地図付きガイドは、3DSのゲーム機が、ガイドブックになっており日本語にも対応しています。


3DSのガイドブックは、休憩中に3Dで作品を見返すことが出来たので便利でした!
この他に、5ユーロで日本語オーディオガイドの貸し出しもあります。
ルーヴル美術館で絶対に鑑賞すべし作品
広い館内には、随時3万6000点と膨大な数が展示されています。
なので絶対に観ておきたい作品を絞るのがオススメです。時間に余裕があるからと何も考えずに周ってしまうと、館内が広いので移動で疲れてしまいます。全ての作品を鑑賞するなら4〜5時間は必要だと思います。
絶対に鑑賞すべしオススメ作品を下記にまとめています。
1階
B「ラムセス2世像」
E 「ハムラビ法典」
A 「ミロのヴィーナス」
C「瀕死の奴隷/抵抗する奴隷」
2階
I 「サモトラケのニケ」
J 「モナリザ」
K 「カナの婚宴」
O 「夏」
H「ナポレオン1世の戴冠式」
3階
S 「レースを編む女」
T 「マリー・ドゥ・メディシスのマルセイユ上陸」
Q 「ダイヤのエースを持ついかさま師」
U 「王女の交換」
R 「トルコの浴場」
こちらは有名作品なのでルーヴル美術館に行くなら、おさえておきたい作品です。
半地下のリシュリュー翼の中庭
館内北棟のリシュリュー翼には2つの中庭「マルリーの中庭」と「ピュジェの中庭」があり、7世紀〜19世紀中ごろまでの彫刻が年代順に並んでいます。

「マルリーの中庭」は、パリの西、約15kmにあるマルリー嬢の庭園を飾るために作られた彫刻を収めています。多くはルイ14世が治世の末期に注文した作品で、ルイ15世時代の「マルリーの馬」は必見です。
ナポレオン3世の居室
19世紀後半、パリ大改造計画を指示したのがナポレオン3世です。
ナポレオン3世の居室では、彼が統治した第二帝政時代の豪華な装飾芸術を観ることが出来ます。居室群の角にある接客用の大サロンは、豪華さと快適さを好んだ皇帝の趣向を表します。
250人を収容することができ、隣の部屋に舞台を設置することもあったようです。

ここが隣の部屋です。ここに舞台を設置してパーティーを楽しんだりしていたのでしょうか。


サモトラケのニケ
エーゲ海のサモトラ島で発見されたヘレニズム彫刻の傑作です。
ニケはギリシア神話に登場する勝利を表す女神で、軍船の先頭で翼を羽ばたかせて飛び立つ瞬間をとらえたものです。

民衆を導く自由の女神
ブルボン朝の最後の王シャルル10世が失脚した1830年の7月革命が題材です。
1831年のサロンで発表されました。
フランス国旗を掲げ群衆を先導するのは自由の女神です。頭を男達の方に向け、勝利に向けて彼らを鼓舞しています。同胞の遺体を乗り越え、自由のために戦う民衆の壮絶な姿を力強く表現しています。

夏
左側の作品が「夏」です。
マクシリアン2世が、ザクセン選帝侯アウグストに進呈するために画家に依頼して製作されたもので、連作「四季」の中で最も完成度が高いとされています。

モナリザ
1503〜06年制作、フランス語では「ラ・ジョコンドゥ」と呼ばれ、神秘的な微笑を浮かべた表情は完璧と言われています。
モデルの女性については作者ダ・ヴィンチの女装説など諸説ありましたが、2008年にフィレンツェの富豪ジョコンドゥの妻であると決着しています。

モナリザ鑑賞は行列必須の超厳戒態勢!
ルーヴル美術館で1番人気の作品が、モナリザです。
館内全ての作品が、近づいて至近距離で作品の細部まで鑑賞することが出来るのに対し、モナリザだけは頑丈な扉付きの部屋の奥に展示されています。
そして、作品の近くには数名の警備員が常駐しており超厳戒態勢です。
モナリザを鑑賞するために部屋に入ると鑑賞希望の人で行列が出来ており、やっと順番が周ってくるも鑑賞時間は1分程度しか取れません。
じっくり鑑賞することも写真を撮ることも出来ないので、順番待ちの間に撮影をすることをオススメします。
さらに、モナリザに並ぶ人が多すぎる時は閉館時間でも無いのに、モナリザの部屋の扉を閉められてしまうので要注意です。
私も、行列に並ぼうとした時に扉を閉められてしまいました。
扉が開くことを期待しながら近くの作品を見ながら待っていると、鑑賞希望の人が減ったタイミングで、再度、部屋の扉が開いたので行列に並び、無事にモナリザを観ることが出来ました。

モナリザは2階にあります。
モナリザのあるフロアは教科書など1度は目にしたことがある作品ばかりです。1番最初に行くことをオススメします!!!


ナイトミュージアムは水曜日と金曜日のみなので要注意!