【フランス滞在①】ル・コルビジエ【サヴォア邸を見学】

RIKO

こんにちはRIKOです。

私は2020年1月、1ヶ月間ユーレイルパスを使ってヨーロッパ21カ国を周遊旅行しました!ブログでは旅の記録をまとめています。

フランスの旅ではパリ郊外にある「サヴォア邸」にも行きました!

近代建築の三代巨匠として知られている建築家、ル・コルビュジエ。世界遺産に登録されているル・コルビュジェの建築作品のうちの1つが、フランス・パリ郊外にある「サヴォア邸」です。

パリ東駅からサヴォア邸までの行き方

サヴォア邸までは、パリから日帰りオプショナルツアーを利用することもできますが、個人で行ってみました。

パリ東駅(Paris-Est)からポワシー駅(Poissy)行きの電車に乗って行くことができます。

ポワシー駅(Poissy)からサヴォア邸までは、坂が続きます。

歩いて30分もかからずに行けますが、坂がツラいのでバスを利用しても良いと思います。

・バスを利用する場合は50番のLa Coudraie行きのバスに乗り、Villa Savoye停留所で下車

歩いて行く場合は、サヴォア邸までは道標もあるので迷うことなく行きことができます。

ただ、住宅街を通り大きな看板は出ていないので、サヴォア邸を通り過ぎないように気をつけてください。「Villa Savoye」の案内表示のみ。

サヴォア邸まで歩くと右手に案内が見えてきます。ここから敷地内に入れます。

ちなみに、ポワシー駅(Poissy)からサヴォア邸までの道中、フランス歴代王の中でも名高い王の1人、聖王ルイ(Saint Louis)が生まれた王室の都市であるポワシーの歴史を知ることができる、建築遺産がありますよ。ぐるっと回りますが、散策しながらサヴァ邸まで行くこともできるようです。

ポワシー駅(Poissy)に散策ルートマップがあります。

メゾン・ミニマム・ユニファミリアルの管理人兼庭師の家

サヴォア邸の案内板から、敷地内に入ると右側に「管理人兼庭師の家」があります。

この「管理人兼庭師の家」は、1929年のシアム国際会議で、ル・コルビュジエといとこのピエール・ジャンヌレによって発表された建築モデルである、メゾン・ミニマム・ユニファミリアルによって建築された唯一の例。

世界文化遺産のサヴォア邸(外観〜建物内部の見学可能)

「管理人兼庭師の家」を過ぎると林が続き、林の中を抜けるとサヴォア邸の南側が見えてきます。

1931年、昭和6年に完成したとは思えない現代的な建築です。1997年には修復されているので新しく感じます。

細い柱で支えられたピロティの中に、受付のある入り口があります。入場料を支払い、受付横にあるリーフレットを貰います(日本語版あり)

正面にまっすぐ延びるスロープで2階へ上がることができます。

近代建築の5原則でできている住宅

サヴォア邸は、ル・コルビュジエが表明した理論「近代建築の5原則」でできている住宅です。

近代建築の5原則とは、ピロティ・屋上庭園・自由な設計・自由なサファード・横長の連続窓のこと。

屋上庭園は、平らな屋根部を利用してテラスが設けられ、植物を植えることもできます。その水平ラインによって、建物から空がくっきりと際立つようになっています。

家の周囲をぐるりと取り囲んでいる窓に続く壁が、景色を切り取るフレームとなっています。

内部の構造:生活空間

サヴォア邸の生活空間は2階部分にあり、屋上庭園を中心にして配置されています。

全ての部屋において、窓の下に置かれたコンクリート製の棚が、アルミニウム製の引き戸の付いたクローゼットを覆っています。

リビング・キッチン・寝室・ゲストルーム・浴室などサヴォア邸の全てを見学することができます。

浴室は、長椅子・布製のカーテン・光の差し込む窓によって演劇舞台のような演出がなされています。

建築プロムナード

「建築プロムナード」は、ル・コルビュジエによって提案・実現されたコンセプトで、内側と外側の境界を消すように扱うものです。この建物の敷地は、セーヌ川流域の草原と果樹園に取り囲まれた芝地です。

ル・コルビュジュエは「家は、何も妨げずにオブジェのように芝生の上に置かれている」と言っています。開口部と、車寄せと玄関サファードのつくる対称性によって「前方」「後方」の概念が取り払われています。

1階部分は2階部分の影に隠れ、ピロティによって地面から切り離された建物を際立たせています。(パンフレット参照)